自分の趣味の範囲でプログラムをしていこうと思い,何がいいかと思案した.
そこで,前々から興味があった人工無脳を調べてみようと思った.
人工無脳は,人工知能が論理的,機械的に質問に対しての回答を模索するのに対し,ある程度いい加減だけど答えを返すというものらしい.
また,人の心や会話は世の中の全ての言語,単語の意味を理解し,文の意味を解釈すると膨大な時間と計算が必要になるため,ちょうどいいところでこれらの作業をやめて答えをだしてみようということらしい.
確かに,実際に人が会話をする場合に会話の中で出てくる単語の意味を辞書レベルの意味で解釈した内容で返すことはない.というか,この回答に意味が意図した回答になることは少ない.
逆に,相手が意図した回答は,相手と何度もやり取りをする中ででてくるものであると考えると納得がいく考え方である.
機械やプログラムが,完全な論理に基づく回答に対して,人は感動をすることは少ないだろう.
逆に,人が意図しない回答を得られる可能性があるのも人工無脳だからこそ,成せる技かもしれない.
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