半人前技術者の成長記

挫折と妄想を膨らませながら成長するだろう技術者の日記

Linux

ssh 公開鍵認証の設定

投稿日:

接続先のサーバーにローカルで作成した公開鍵を設置する方法が一般的な方法ですが、毎回鍵を作り直す手間があります。
そこで、今回はサーバー上の秘密鍵をローカルに転送し、利用することにしました。

鍵の作成

下記の手順で鍵を作成します。

# cd .ssh
# ssh-keygen -t rsa

ここまでで、id_rsaとid_rsa.pubというファイルが作成されます。
id_rsaは、秘密鍵になります。
id_rsa.pubは、公開鍵になります。

認証鍵ファイルの作成

先ほど作成した公開鍵を認証時に使われるファイルに追記します。

cat id_rsa.pub >> authorized_keys

authorized_keysのパーミッションは755に設定してください。

秘密鍵の設定

次に秘密鍵(id_rsa)をローカルの.ssh以下に転送してください。
デフォルトでは、id_rsaというファイルを読み込んでくれます。

接続ホスト別の設定

sshの接続ポートがホスト毎に異なる場合などがあります。
この時に便利なのがアカウント毎に作成することがssh_config(man ssh_configで詳細は出ます)になります。
今回、設定した内容は下記の通りです。

Host xxxx
HostName xxxx.net
Port pppp
User user
IdentityFile ~/.ssh/id_rsa.xxxx

HostNameには、接続する先の正式なホスト名になります。
Hostは、HostNameのエイリアスになりますので、コマンド「ssh xxxx」はHostNameに接続することになります。
Portは、接続のポート番号になります。デフォルトは、22番ポートになっています。
IdentityFileは、認証時に利用する鍵を指定しています。

pc

pc

-Linux
-, , ,

執筆者:

関連記事

no image

負荷監視ツール Cactiインストール

サーバの負荷監視ツールのcacti(カクタイ)を導入した時の作業手順です。 まず、yumを使ってcactiをインストール。 # yum install cacti –enablerepo= …

no image

Ubuntu10.04でのAutofsを使ったNFSのマウント

Ubuntu10.04でBUFFALO TeraStation(TS-HTGL/R5)のNFSを Autofsを使ってマウントした。 やり方は、Huuah.com(英語)に書かれていた方法を参考にしま …

no image

アクセスログからIPアドレスを抽出するコマンド

ApacheのアクセスログからIPアドレス部分のみを抜き出し、 重複したIPアドレスが何件あるのか、表示してくれるコマンド。 【コマンド】 cat /var/log/httpd/access_log …

no image

mackerel(マカレル)のプラグイン追加

Saas型のサーバの負荷、死活監視サービスのmackerel(以下、マカレル)の公式プラグインをインストール手順です。 追加したプラグインは、以下の点になります。 1.Apache 2.MySQL プ …

no image

rsyslogでログをリモートサーバに送信

クラウドや仮想環境を使ってWebサーバの複数台構成が当たり前になっています。 複数台構成になると各サーバ毎に保存されているログをわざわざ各サーバにログインして確認するのは面倒です。 また、クラウドなど …

右上部広告