Ubuntu10.04でBUFFALO TeraStation(TS-HTGL/R5)のNFSを
Autofsを使ってマウントした。
やり方は、Huuah.com(英語)に書かれていた方法を参考にしました。
まず、autofsのインストールします。
$sudo apt-get install autofs
インストールが完了するとautofsのデーモンが起動していますが、
syslogを見るとautofsで構文エラー(syntax error)が発生しています。
[エラー]
automount[3471]: syntax error in nsswitch config near [ syntax error ]
このエラーの対処方法は、
・/etc/auto.master の’+auto.master’の行をコメントアウトする。
・/etc/nsswitch.conf に’automount:files’を追記する。
を行った後、デーモンを再起動する。
syslogにエラーが発生していないことが確認できます。
[ 手順1 ]
/etc/auto.master に読み込む設定ファイルとマウントされるディレクトリを追記する。
/export /etc/auto.nfs
[ 手順2 ]
auto.masterで指定した設定ファイルを作成します。
$sudo vi /etc/auto.nfs
内容は下記の通りです。
/export 192.168.1.25:/mnt/array1/backup
※この内容は、私の環境での設定です。
利用している環境に合わせて内容を変える必要がある。
[ 手順3 ]
これで設定は完了になりますので、デーモンを再起動します。
$sudo service autofs restart
正常にマウントされているか、を確認します。
$ls -la /export
指定したディレクトリはありません。
そこで、今度は直接ディレクトリに移動してみます。
$cd /export/backup
移動することができますし、ファイルも確認することができます
もう一度、lsコマンドを行うとbackupディレクトリをみることができます。
$ ls -la /export
ちょっとビックリするので、
ディレクトリにアクセスしないで前もってマウントされている状態にするために
auto.masterに設定を追記します。
/export /etc/auto.nfs –ghost
‘–ghost’を追記したら、デーモンを再起動します。
先ほどと同じようにlsコマンドを行うと、
今度はbackupディレクトリが確認することができます。
[ 補足 ]
また、複数のNFSをマウントしたい場合は、
/etc/auto.nfsに設定を追記するとマウントされます。
backup 192.168.1.25:/mnt/array1/backup
public 192.168.1.25:/mnt/array1/public